介護の話は、高齢者だけの話ではない
- 勝 添田
- 11 時間前
- 読了時間: 2分
介護のことを書くと、「高齢者向けの話ですね」と受け取られることがあります。でも、それは違います。
介護は、働く世代の話です。親を支える人の話であり、仕事との両立に悩む人の話であり、家計の話であり、地域の支え合いの話です。
つまり、社会全体の土台の話です。

私は介護の現場にいたからこそ、この問題を年齢別のテーマとしてではなく、暮らし全体の問題として見ています。
そして、現在も浪人だからこそ、介護現場に復活して、今の現場を改めて考え続けています。
支えが必要な人だけでなく、支える家族や現場の担い手が持たなくなれば、社会は静かに壊れていく。
いま必要なのは、介護保険の議論を『高齢者福祉』の箱に閉じ込めないことです。
仕事を休まざるを得ない家族への支援、在宅介護の情報格差の解消、ケア人材の処遇改善、予防と自立支援の強化。どれも現役世代に直結しています。
対案として、私は『介護離職を減らす視点』を政策の中心にもっと置くべきだと思います。
介護を抱えたとき、どこに相談すればいいか、どの支援を使えるか、自治体ごとにばらつきがありすぎる。ここは整理できる。
子育て世代の話を聞いていても、祖父母の介護がすでに家計と時間を圧迫しているケースは珍しくありません。
介護だけ、子育てだけ、と縦割りで見る時代ではない。課題はつながっていると何度も感じます。
だから私は、介護を狭く語りません。社会の基盤として語ります。



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