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soeda15

介護政策本をようやく書き上げました!

 今、冷房のない福島の実家で暑い中、本の「おわりに」を書き終えました。

 なぜ福島実家にいるかというと、祖父母の遠距離介護のために戻っています。祖父母の深夜のオムツ交換等、現役ヘルパー時代を思い出しながら、家族介護に勤しんでいます。


 実家に両親もおりますが、後期高齢者で心身に支障も発生してきており、いわゆる「老々介護」の典型であるため、実家に戻れる時には短時間でも戻って、私が両親の介護レスパイト(介護休息)になるよう努めています。

 しかし、同時に遠距離介護の大変さも身をもって感じ入っております。

 

 その意味では「介護」に対し、現場ヘルパーとして「事業者」の立場を約10年、政治家として「行政」の立場を約10年、そして今は「家族」の立場から、向き合っています。

 介護はこの3者から成り立つものであるから、貴重な経験をさせてもらっています。


 昨夜も祖父母のトイレ介助やオムツ交換のため、あまり眠れませんでしたが、プロとして他人様の介護をしていた頃とは全く違う気持ちを感じながら、介護に臨んでいます。


 また、少し私的な話になりますが、「ばあちゃん子」であった私にとって、祖母については、より複雑な気持ちになります。


 私の初出版本を手に取ることなく、7月31日13時31分、旅立ちました。

 でもその分、この本をより多くの方の手に取ってもらい、世の中に役立てようと気持ちを新たにできました。


 私は当事者として、3者各人(事業者、行政、家族)になったからこそ、3者にとっての最大公約数といえる「逆介護保険」政策本を世に上梓したいと、より強く考えています。





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