先日の佐賀県視察の第3弾ですが、がん細胞を手術せずに重粒子線で退治する最先端技術の視察です。

とくに前立腺がんの治療においては、重粒子線治療が非常に多く貢献しています。
また、サガハイマットが他のがん治療施設とは異なる、もう一つの大きな特徴があります。それは、多くの民間資金を集めているということです。

九州全体のがん治療施設としての存在意義から、九州全体の金融機関はじめ、経済界や個人から多きの資金支援がありました。
これは画期的なことです。こうした大きな資金を要する施設というものは、多額の補助金が投入されるのが常ですが、それは最低限にとどめ、多くの民間資金を集めて運営にこぎつけたということは、神奈川県はじめ、全国に大きな示唆を与えてくれています。
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