先日地元宮崎台駅にあり、いつもお世話になっている、ひまわりクリニックさんにお伺いしてきました。地元の一次医療圏として、ひまわりさんには、本当に踏ん張って頂いており、コロナ患者への対応について、クリニックの小野先生から多くの学びを得てきました。
同クリニックは、地元のコロナで困った方の「駆け込み寺」としての機能を果たして頂いています。
同クリニックは、2020年5月には陰圧室(ウィルスの空気感染防止のため、その隔離スペースから外部にウィルスが流出しないよう、外よりも空気圧が低く管理されている部屋。視覚的には外の空気を吸い込んでいるように見える部屋)を設置しました。
これにより、この部屋から外にはウィルスが一切出ないことが実現されています。
さらに8月には、発熱者がクリニック入口から陰圧室に到達する動線について、一般患者とは完全に隔離されるような新たな通路も設置しました。
コロナ対応機器も最新鋭のものを取り揃え、非常に地元民には頼られる存在になっておられます。その結果、宮前区内での診療所における陽性者の約6割は同クリニックで発見されるまでになりました。しかし、「コロナ病院」「コロナ診療所」等々の心無い陰口を叩かれ、風評被害にもあいました。
しかし、それでも院長はじめ、同クリニックのスタッフの方々は自分たちが正しいことをしているという信念を曲げず、そうした風評被害も乗り越えてやっておられました。そして、実際に100数十名いるスタッフの中で、退職した職員はたった1名のみしかいませんでした。
さらには、徹底した衛生管理により、クラスターは一度も発生していないという実績もあげており、コロナ患者を受け入れていないクリニックと比較しても、なんら遜色ないことを実績で証明してくれています。
病床ひっ迫が叫ばれる中、こうした地元で頑張るクリニックを支えていくべく、引き続き、努力して参ります。
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