そえだ勝
食糧問題についての勉強会 ~担い手確保の視点から~
先日、感染対策をしっかりと講じて、 食糧問題についての若手社会人の勉強会を開催しました。
元県議で川崎市麻生区・多摩区で衆院選に向けて活動しておられる、吉田大成さんに講師をお願いしました。山形県に縁が深く、日本の地方の農業問題にお詳しい方です。
食糧自給率や農家戸数、食物残渣等、さまざまな議論になりましたが、特に印象に残ったことは担い手確保の点で、「フルスペックでない農家」作りです。
今までの農政は、いわゆる専業農家、つまりフルスペック農家をいかに増やすかという観点が主眼でした。
吉田さんはそれとは視点が異なり、「都会と地方を行き来する農家=週末農家」従事者を増やし、耕作放棄地を減らしていくというもの。 現役世代が多い都市と高齢者が多い地方との交流が増える、という点でも意義があります。
私も今後、福島出身の川崎市議として、「福島と川崎の架け橋になる」という10年続ける活動について、「福島食を食べて応援」という視点だけでなく、「福島食作りの担い手応援」という視点も入れて活動していきたいと思います。
