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被災地の今を知る 松下政経塾時代の同期、千葉仙台市議の案内で

先日、タイトルにある千葉市義、同じく同期の丹下今治市議とともに、宮城県の被災地の今を見てきました。改めて、国民市民の命を守るための責務を感じた時間となりました。

多くの現場を見せてもらいましたが、代表的な二つについて述べます。


第一は、大川小学校の悲劇。校庭に避難した児童教師等、全員がお亡くなりになった悲劇です。津波が襲ってくることは想定外の場所であったため、災害時は校庭への避難がマニュアルには書いてありました。


それに沿い、迅速に校庭に避難したものの、その後、容赦なく津波が遅い、人々を飲み込みました。私も子を持つ親の1人として、なんとも悲しすぎるものであり、現場ではやはり、涙が流れました。


この学校のすぐ裏には、裏山があり、そこに逃げていれば、助かったのではということになり、結果、裁判で学校や行政は敗訴しました。

裁判結果をあえてここでは言及しませんが、想定外を極力なくしていくことの大切さを実感しました。それでも想定外が起こるのが災害。日々、それを意識しながら、国民市民の命を守るという、決意を新たにできました。

次回は、大川とは逆に、児童教師等全員が助かった、「荒浜小学校の奇跡」について述べます。




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