最終日は、熊本城の再建現場から。
熊本城は豊臣秀吉と徳川家康に仕えた、加藤清正が建立しました。歴史好きの僕としては、嬉しい視察。
しかし、写真にあるように、熊本地震を受けて傷ついた、熊本城の再建はまだまだ、道半ば。完了するには約30年以上かかるとされています。
城の石垣を着実に再建に繋げるため、石一つ一つにも細かく番号がふられています。こうした地道な努力が完全なる再建には不可欠です。神奈川でも首都直下地震が起きれば、いつでも私達がそうした状況になります。
カメラの画質が悪く、ピンボケしますが、崩落した石の生生しさです。
しかし、よく見ると、石一つ一つに番号が振ってあります。復旧時に間違いなく、石をはめ込む為です。こうした地道な取り組みがあってこそ、復旧復興です。神奈川から、後押ししていきます。
さて、最後に話が少し飛躍しますが、重要な文化財の保管方法や有事における対応は、平時の今こそ、考えておかねばなりません。
2019年私が川崎市議であった当時、台風による豪雨の際は、川崎の貴重な歴史的遺品が数々、水没しました。地下に重要なものを保管していたためです。
これは平時から、災害や有事への備えができていれば、回避できたとされています。
やはり、「災害を止めることはできないが、起きてしまった後の混乱は人災」を、昨日同様、肝に銘じたいと思います。
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