本日は事務所のすぐ裏の公園で、「水が溜まって側溝から排出されないので困っているパパママが多い」という意見をパパ友の方から頂き、その作業をしました。パパ友の皆さんの頑張りと子供達も手伝ってくれたおかげで、けっこう、きれいになり、とっても気持ち良い一日となりました。 また、飛び入りで土運びやゴミ拾いを手伝ってくれたパパたちも現れ、人の心がほんとに身に染みた機会ともなりました!
コロナ禍で役所がてんやわんやの中、パパ友有志で集まり、公園のマンホールや側溝掃除を自発的に行ったことは、気持ちよかっただけでなく、大きな意味があります。
例えばこうした動きは、私の出身地福島県では当たり前であり、いわゆる、道普請(みちぶしん)といいます。道路の草刈りやこうした公共の場所の整備は住民自らが行います。 財政が厳しい地方では普通の姿なのです。
これにより、自分たちが使う場所を大切にする精神が醸成され、そして、住民同士の絆が深まることにもつながります。さらには当然、財政難の中、行政経費の節減にもなります。
今回、呼びかけの応じてくれたお父さんたちの頑張りは地域のためのみならず、繰り返しますが、ひいては川崎市の財政のためにもなります。
そして、なによりも、そうしたおっさんたちが地域に貢献している姿を見せていくことこそが、自分たちの子供は勿論、地域の子供たちに良い影響を与えることとなり、地域愛を育むきっかけになると考えます。
元々、飲み仲間パパ友との思い付きの話でしたが、ブログをまとめていくうちに、勝手に発想が拡散して、一人、今回のお父さんたちに感動しながら書いています(苦笑)。。。
最後に、我々30-50代世代が今回こうした機会をもちまして改めて感じましたが、先日のブログにも書いたように、我々の先輩世代は長年、公園や駅等、地域のみどりを守ってくださっていたことを思い出し、今回、自分たちで行ったからこそ、先輩方の大変さがわかり、改めて感謝の念が湧きました。
今後は老若男女問わず地域に関われるよう、こうした力仕事については、我々現役世代が手伝える機会づくりにも注力し、「川﨑版 道普請」を推進し、「行政に依存しない、自立した街づくり」を目指していきたいと思います。
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