先日、地元宮前区の阿部機械製作所さんが、コロナ禍だからこそ、雇用調整助成金の特例措置で、品質管理をより高めていくための認証、ISO9000シリーズを取得すべく、社員研修に注力されておられます。 精密部品の切削加工を行う同社は、「転んでもただでは起きない」という阿部社長のリーダーシップのもと、仕事がない今だからこそ、しっかりと力を蓄えるべき時という視点から活動されています。 新聞記事には、「コロナ後を見据え、爪を研ぐとき」と書かれていますが、まさにその通りで、未来につながる行動だと感じ、書かせていただきました。 今回の同社の取り組みに接し、私が松下政経塾にいた頃に教わった松下幸之助塾主の言葉を思い出しました。 「好況良し、不況なお良し」 「好況は言うまでもないが、不況時にどう過ごすかが今後を決める。不況で自分を高める時間ができたことを喜べるか」という意味だと、当時の教えてくれた先生から開設されましたが、まさに、それを地で行くものを今回、見せて頂いた思いになりました。大変な中だからこそ、前を向いて歩まねばと、改めて思わされた機会となりました。
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