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動物愛護管理法の適正飼養基準明確化 ~ペット取扱事業者の人員基準~

執筆者の写真: そえだ勝そえだ勝

あまりメジャーではないので、「なんのこっちゃか?」という感じだと思いますが、簡単に言うと、「ペットショップで動物の世話する方の人数に対して、犬・猫は何匹まで」という基準のことです。 私も動物愛護の分野は門外漢ですが、「動物殺処分ゼロ」を目指す一人の政治家として、今回はこの問題を来週の一般質問で取り上げます。

環境省が進めている、動物が適正な環境で育てられるために必要な基準です。本決まりではないですが、おそらく、「従業員1人当たり犬15頭、猫25頭までという基準」になりそうです。

無論、いきなりこれを推し進めると廃業を余儀なくされるペット取扱事業者が多発する恐れがあるため、一定の猶予期間は設けられると思いますが、最終的にはやはり、厳しい基準ではありますが、事業者にはこの人員配置基準を目指してもらいたいと思います。

動物が心地よい環境で育てられることにより、穏やかな動物が増えて、それが人間にとっての大きな癒しに繋がります。医療・介護の世界でも「ペットセラピー」の重要性が増す中、人と動物の理想の共存関係を目指し、この問題にも取り組んでいきたいと思います。

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