先日、お世話になっている、田中角栄氏の元懐刀であった藤川晋之助先生の講演会で、首相候補のお一人である、石破茂氏の講演を聞いてきました。
ご自身の政治家としての生い立ちや昔の政治家の覚悟について、わかりやすく学べました。
初出馬の際は、5.4万件個人宅訪問をやった結果、5.6万票を獲得した話については、今とは少し状況が異なるものの、田中角栄氏が石破氏に「握手の数しか票は出ない」と薫陶を受けていたことに触れ、まさにそれを地で行く話でもありました。
写真下部
いつもお世話になっている、これまた田中角栄氏の懐刀中の懐刀であった、朝賀昭先生
その田中氏の核心を突いた言葉はもちろん、石破氏ほどの大物政治家にもそうした時代があったのだと、感慨深い気持ちになりました。
また、「昔の政治家は単なるバラマキはせず、政治生命を懸けて、国民に負担もセットでお願いしていた」という話も、心に刺さるものがありました。
例えば、田中角栄氏=各地への高速道路拡充と自動車税
竹下登氏=社会保障充実と消費税 等々
石破氏も「常に給付と負担という観点から、政策を考えている」と自分の政治家としての矜持を話されていました。
また、憲法についても触れており、「9条2項(陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない)がある限り、主権国家ではない」と言及され、全くその通りだと腹に落ちました。
それもそのはず、どう考えても「自衛隊は軍隊」であり、明らかに9条2項は空法といえます。
私も政治家の端くれとして、非現実的なことを言う政治家ではなく、リアリストでありたいと感じたと同時に、国民・県民・市民の皆さんに対して、「耳障りの良くない」ことも、ちゃんと言わねばと感じたひとときとなりました。
前々回の「政治とカネの問題で感じたこと」のブログで書きましたが、某野党の方が「パーティー開催全面禁止」と言っておきながら、「自民がパーティー開くから、自分たちも開く」という、矛盾ある政治家にはなってはいけないと再認識できました。
以上、他党の方々についてではありますが、政治家としての良い例、悪い例を見せられた気がする、ここ数日となりました。まだまだ未熟な自分を棚に上げたブログとなり、すみません💦
Comentarios