本日はあまり知られていませんが、ピンクシャツデーです。
これは、いじめ反対!を社会で声を出していこうという運動であり、2月28日は、とても重要な日といえます。
皆で、ピンク色の服やネクタイ等を身にまとい、いじめ反対の意思表示をする日です。
さて、ピンクシャツデーの由来は、2007年 カナダでの中高生による、感動の物語によるものです。
その年に中学3年生の男子生徒がピンクのポロシャツで登校したところ、まわりの生徒からホモセクシュアルとののしられ、暴力を振るわれて、家に逃げ帰ってしまうという、いじめがありました。
それを聞いた同じ学校の高校3年生の二人が、「いじめはうんざりだ。行動しよう」となり、その日のうちに、大量のピンクシャツを買い込んで、SNS等を通じ、「明日、学校で皆でピンクシャツを着よう」と呼びかけました。
そして、翌日の朝。校門で大量のピンクシャツを持っていた二人の目に入ってきた、驚きの光景!
なんと、ピンクシャツを身にまとった、多数の生徒たちが登校してきたのです!
二人は7-80枚のピンクシャツを用意していたようですが、その予測を超える、数百人の生徒がピンクシャツを着ていたそうです。
当日は学校中がピンク色に染まり、その日以来、学校でのいじめの報告はなくなったというもの物語です。
私もこの話を知ったとき、中高生の子を持つ親として感動したと同時に、行政側の人間として、こうした取り組みを後押ししていかねばと、改めて強く感じました。
「いじめは恥ずかしいこと。許されないこと」という認識を子供達へ広めていくと同時に、大人も学校任せにせず、地域住民の一人として、積極的にいじめに関与していくという社会づくりに向けて、尽力いたします。
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